こんばんは。
東京、埼玉で活動中。
「日本一踊れる言語聴覚士」
木津玲子です。
昨日のブログでは
言語聴覚士としてよくお会いする
「失語症」についての記事を
書かせていただきました。
じゃあ例えば
家族や友人など近しい方が
失語症になってしまった時に
どういうところに気をつけて
コミュニケーションを取ればいいのか。
私はこういうところを
注意するようにしているよ、ということも
合わせてお伝えできればと思います。
なかなか言葉が出てこないからといって
何も考えていない、とか
何も言葉がない、とか
そういうことではなく
言いたいことがあっても
それを一生懸命言葉を組み立てている
状況があったりもしますし、
やはり言葉の理解に
時間がかかってしまうということもあるので
焦らずにじっくり待ってあげる
ということも大切じゃないかなって感じています。
特に情報量が多くなってしまうと
混乱してしまったり、
理解が追いつかなくなったりしてしまいます。
話の内容を理解するための
ヒントを与えやすくするというのも
あったりするので
簡潔に話すということも
大切だと思います。
言葉が出にくい分、
質問として答えやすい形式(はい・いいえなど)で
聞いていくのも方法です。
私の場合でいくと、
特にこの中では一番最初の
「焦らせない」というところは
気をつけているかもしれません。
周りにもしそういう方がいらしたら
ぜひ、コミュニケーションの時間を
大切にするようにしてくださいね。