2021/09/26

発声法を変えたきっかけ

こんばんは。
シニアのための健康アドバイザー
「日本一踊れる言語聴覚士」木津玲子です。

 

緊急事態宣言が解除になったら
ダンス習いに行かれるかなぁ…

昔は週2日コンスタントに
ダンスレッスンを受けに行って
外部のイベントに出たことも
何回かありましたが…

今はどこまで踊れるか
やってみないとわからないなぁ(苦笑)

 

一応フィットネス系のお仕事も
続けていたりはするから、
そんなに振り覚えは遅くなっていないような
気がしているけど…どうだろう。

 

さて、話はそれましたが
今日は私の「声」の話。

言語聴覚士という言葉の仕事を
している関係上、
話している時間は多分
結構長いかと思います。

 

さらにフィットネス系のレッスンの
お仕事もしているので、
そう思うと私の場合
起きている時間の大半は
何か喋っているかもしれません。

今はやはりこのご時世なので
マスクをしている時間が長いですが

それでも相手に伝わるように
かと言って、声で不快感を与えないように
なるべく気をつけるようにしています。

 

私の場合、地声が高くて
かつ早口なので
単に大きい声を出そうとすると
結構やかましい印象を与えてしまいがちです。

あとは、広い場所で話すときや
遠くの相手に話す時。

環境次第では声が逆に響きすぎてしまい
相手が聞き取りづらくなることも。

 

正直自分の声が嫌になる時や
いっそのこと喉を潰してしまった方が
仕事に向くのかなぁ…と考えたことも

1回2回じゃありません。

実は一時期ちょっと喉を潰そうかと
したこともあります(苦笑)。

 

ただ、私の喉そのものが
実はびっくりするほど強くて
一度かすれかけても、驚異の復活を遂げる
喉だったこともあり

声をつぶすことは諦めました(笑)

 

そのあとから今にかけて
私がやっていることは
発声法を意識すること。

 

大きな声を出す、ということと
怒鳴る、騒ぐという感覚が近くなってしまうと
私の場合は高い声のままボリュームが
大きくなる感じになり

逆に聞き取られにくく、うるさいだけになり
喉にもあまり優しくない。

 

「大きな声を出す」という意識から
「遠くに声を出す」という意識に
より強くシフトさせて声を出すことで

喉の負担を減らしながら
より響きやすい声を出せるように
ちょっとずつ変わりました。

発声方法はいろいろあるけれど、
より遠くの相手に声を響かせるイメージに
していくことで、

私の場合は少しだけ
声のトーンが下がります。

 

これも実は
落ち着いた印象を与えるので
かえって良かったみたい。

 

特にシニア層の方の
指導をするのには、いい感じの
声質に近づいているみたいです。

もともと声が高いためか、
ここに声の明るさをプラスさせるのは
そんなに難しい作業ではありませんでした。

喉が潰れやすい方は
「遠くへ声を出す」というイメージを持つことも
私の中ではおすすめだなと思っています。

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