2022/08/07

誤嚥性肺炎について思われがちなこと

こんばんは。

東京、埼玉を中心に活動中。
「日本一踊れる言語聴覚士」
木津玲子です。

 

実は先日、プライベートブログの方で
「誤嚥性肺炎」についての記事を書いたのですが
それがそこそこ読んでもらえていたようで

なのでここでも少し
書いていこうかと思います。

 

1. 食事の時だけ気をつければいいの?

結論としては違います。
食べ物だけでなく、唾液でも誤嚥が起こるときはあります。

なので、食事の時間以外にも
誤嚥のリスクには注意する必要があります。

 

2. むせなければ大丈夫でしょう?

これもそんなことはなく、
実はむせのない誤嚥というのがあります。

そして、誤嚥性肺炎を起こす方の大半が、
このむせのない誤嚥だとも言われています。

なので実は
「むせないから問題ない」とは
言いきれないのですが、
結構これが誤解されやすい部分でもあります。

 

3. 他にはどんなことに気をつければいいの?

誤嚥性肺炎予防ということで言うならば
気をつけていただきたいのが

「口の中の衛生状態」です。

 

口の中の衛生状態が悪いと
菌が繁殖しやすくなるので、
誤嚥をした時に、その菌まで一緒に
肺の方までいってしまい、

肺炎の起こしやすさや、その重篤化リスクが
高まりやすくなります。

 

なので、口の中の衛生状態も
維持できるといいです。

歯科医師や歯科衛生士さん、言語聴覚士も
口の中のケアについての
ご相談に応じることができます。

気になる方はぜひ相談してみてくださいね。

 

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