こんばんは。
東京、埼玉で活動中。
「日本一踊れる言語聴覚士」木津玲子です。
今は訪問リハビリでお仕事していますが、
やはり結構多いのが
嚥下(食事を摂り、飲み込むまでの過程)に
関することのような気がします。
「誤嚥性肺炎」というのが
結構知られるようになって、
また、それによって命を落とすことも
決して珍しくないということも知られるようになり、
やはり誤嚥性肺炎については
関心の高い方も多いようです。
なので、そんな
「誤嚥性肺炎」について少しだけ
ここで書こうと思います。
誤嚥って何?
一言で言うならば
「食べ物や唾液などが気道(気管や気管支、肺など)へ
流れ込んでしまう現象」のことです。
よく
「誤嚥=むせ」と考えられがちですが、
実際にはむせのない誤嚥というのも存在していて、
誤嚥性肺炎を起こす方はこの
「むせのない誤嚥」を引き起こす方が多いとされています。
誤嚥性肺炎はどのような症状が出るの?
典型的な症状と言われるのが
・発熱
・痰が増える、あるいは痰が粘っこくなったり、色が変わってくる
・咳嗽(咳込み、咳払い)が増える
・呼吸困難
・倦怠感
・食欲の著しい低下
・意識障害
などと言われます。
ただ、ご高齢の方になってくると
高熱…というよりも微熱止まり、という方もいますし
倦怠感をあまり感じないという方もいます。
また、このほかに声質が変わる(しゃがれ声、かすれ声になる)
という方もいます。
すぐにわかる誤嚥性肺炎の兆候ってある?
以下のような場合は、誤嚥性肺炎の疑いも考えて
専門機関や専門職へのご相談を考慮してもいいのかなと思います。
1. むせが増えた
2. 食事量が大きく減った
3. 体重の急激な現象
4. 定期的な発熱が続く
5. 食後の声枯れが続く
6. 痰が増える、あるいは痰が粘っこくなったり色が変わってくる
こういった状況が続いた場合は専門機関への相談をお勧めします。
とは言え、「専門機関って何?」という方
「相談って言ってもそんなに気軽な気分でできない…」
「まずは相談するような状況なのか教えて欲しい」
という方もいらっしゃると思います。
そんな方はぜひご連絡くださればと思います。
公式LINEからお問い合わせくださいね。