こんばんは。
東京、埼玉で活動中。
「日本一踊れる言語聴覚士」木津玲子です。
さて、今日は昼間に
リハビリを担当していた方のお悔やみへ
同僚とお伺いしてきました。
「来てくださって、本人も
喜んでいると思います」と
ご家族から言っていただき
私なりにやることは少しでもできたのかな、
この方のお役に少しでも立てたのかな、
そんなことを考えていました。
もしかしたら、以前に
書いたかもしれない話ですが
私は新卒で言語聴覚士として
施設や病院でお仕事をしました。
でも、その後
心身(主に心のほう)のバランスを崩し
休職期間を経て
言語聴覚士の仕事は一度辞めました。
で、フィットネス業界で働き始め
それは楽しかったし
言語聴覚士はもう絶対に
やらないだろうとまで思っていました。
5年くらい前に
知り合いから頼まれ
デイサービスの機能訓練指導員として
「直接ご利用者さんにリハビリをする仕事」
に就き
その後一昨年から
本格的に?言語聴覚士として
復帰するわけなのですが、
すごく印象的だったのは
私が昔、辞める前に病院や施設で
リハビリを担当していた方のご家族が
復帰をすごく喜んでくれたことでした。
私が仕事を辞めて
少ししてから亡くなった方がいるのですが
その方のご家族(娘さん)から
「木津さんがリハビリで来てくれるのを
私や母が楽しみに待っていたように、
今度はそこで木津さんのことを待っている方が
たくさんいるはずだから、
ぜひその方たちの力になって欲しいし、
またそうやってリハビリの仕事を始めてくれたのが
すごく嬉しかった。」
すごく響きました。
私は決して
腕のある言語聴覚士ではないし、
キャリアの割には?何もできない。
でもそうやって、
私が行くことでちょっとでも
嬉しかったり救われたり
そんな方がいてくだされば嬉しい。
奇遇にも
亡くなった私の父が最後に利用していた
「訪問サービス」の中に
自分がいて、
ご家族のいろんな思いも
わかることが多くて
(時々、わかるがゆえに苦しくなってしまうことも)
だからこそ、
自分は今いるご利用者さんや
これから出会う方へ
本当に「後悔のない」関わりができているのか
改めて自問自答したいな、と思った日でした。
いろんな気づきをありがとう。