2021/11/08

発声のこと、お腹のこと

こんばんは。
今日、職場の上司の奥様が
同じアーティストのファンであることが発覚し
会ったことはないけれど
その奥様と話したくて仕方ありません。

「日本一踊れる言語聴覚士」
木津玲子です。

 

今日は帰宅してから
夕飯を作って食べたら、
どうやら味付けが濃くなってしまったみたいで
今になって喉が渇いています(苦笑)

 

さて、最近の記事では
「便秘の人に多い特徴」と
いうようなことで、
2点ほど書かせていただきましたが

 

詳しくはこちらを
便秘になりやすい人の特徴
便秘と関係のあるちょっと意外なもの

言語聴覚士しながら
なんでこのようなことが気になるか
と言いますと…

 

言葉(特に発声や飲み込み)と
便秘(だけでなく腸の不調)って
もしかしたら関連深いんじゃないの?って
思うことが増えてきたからなのです。

 

例えば、
便秘になりがちな人は
呼吸が浅くなりがち…ということを
この前に書きました。

呼吸が浅いということは
自律神経のバランスが崩れやすく
深呼吸の動作などの時に活性化される
副交感神経の働きというのが
出にくいのだけれど

 

この副交感神経というのは
内臓の働きにも深く関与するから
副交感神経の対をなす
交感神経ばかりが活性化され
呼吸が浅くなる時には

内臓の働きも
低下しやすいから、
便秘も起きやすくなるよっていうことだったり。

 

ただこの交感神経が活性化されている
状態が続いている時は
深呼吸がしにくい。
…ということは

 

発声動作にも必要な
深呼吸が出にくくなっている、とか

姿勢が崩れやすかったり
体に痛みや不調が出やすい時は
いわゆる「滑舌良い話し方」だったり
「遠くの人も聞き取りやすいような声の質」だったりを
維持するのが大変になったりすることも多いです。

 

そんな感じで、実は
お腹と声っていうのは
単なる「腹式呼吸で大きな声を出す」
っていうものではなくて

より様々な繋がりがある。

そんな風に思います。

 

確かに自分が
腸セラピーの勉強をしていた、というのも
もちろんありますが、

最近すごく思っていることが
発声とお腹、内臓の
関連性もすごく高いということ。

 

なんか自分独自のやり方で
そのあたりももう少し
掘り下げていけるといいなと
思っています。

 

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