2021/08/14

言語聴覚士ってなんだ??

こんばんは。
シニアのための健康アドバイザー
「日本一踊れる言語聴覚士」木津玲子です。

 

さて、実は
最近ある程度定期的にメッセージ配信をしていた
公式LINEのアカウント名を
「踊る言語聴覚士、健康アドバイザー木津玲子」と
変更しました。

もし良ければ、
お友だちになってくださいね。

 

で、そうやって名前を変えるにあたって
じゃあ言語聴覚士ってなんなの?というところを
今日は少しお話ししてみようかと思います。

 

同時に私がしているお仕事のうちの一つの
ご紹介になれば…とも思っています。

 

言語聴覚士とは…

病気や障がい、発達などにより
「話す」「聞く」「書く」「読む」
さらに「食べる」「飲み込む」という面のどこかに
難しさが出てきてしまった方をサポートする
リハビリ職です。

 

他の「理学療法士」「作業療法士」などに比べ
歴史は浅いですが、国家資格です。

言葉の問題、を扱うセラピスト
という話をすると
「話せなくなった人のリハビリをするの?」
という風に聞かれることが多いのですが

 

例えば、話し言葉でのハンディキャップと
一言で言っても


・言いたいことはイメージとしてあっても、
それを言葉でなんと表現をするのか分からなくなってしまう
・実際に頭でイメージしている言いたいことと、
違う言葉が口から出てきてしまう
・そもそもどういう言葉なのかも出てこない
・場面に合った言葉が選べない
・言おうとしていることが意味不明なことになってしまう
・きちんと意味と言葉は結びついているのだけど
話すと聞き取りにくい話し方(声が出ない、なども含めて)

など本当にいろいろで、
そのタイプに合わせたアプローチが必要になります。

 

こういったような
「コミュニケーションの問題」あるいは
「食べることの問題」に対し
アプローチしていくお仕事です。

食べることの問題、に対する例でいくと
最近だいぶ知名度?が出てきた
「誤嚥性肺炎」に対する予防や、そこからのリハビリ
などもよく行います。

 

言語聴覚士のいるところ

養成校を出てからの
一番多い就職先は、やはり
「病院」

 

総合病院やいわゆるリハビリテーション病院
などがやはり多いと思います。

後は高齢者の方が主な入院対象になっていることが多い
療養病院などにもいるのではないかな、と
思っていますし、

 

私も実は20代最後〜30代初めにかけて
療養病院でのリハビリ職を
約3年ほど経験しました。

 

後は福祉の現場
福祉の現場だともしかしたらまだ
高齢者福祉の方が多いのかもしれませんが

発達に問題を抱えたお子さんの施設や
養護学校、特別支援学級のある学校などにも
勤めている人もいらっしゃいます。

 

後は言語聴覚士の経歴で
補聴器メーカーなどの技術関連職
などをしている人もいるみたい。

ちなみに今私がやっている
訪問リハビリについてはまだまだ
言語聴覚士は少なくて、
言語聴覚士のいない訪問リハビリステーションや
訪問看護リハビリステーションも
決して珍しくはありません。

 

そんなわけで…

途中ちょこちょことブランクをはさんでいるので
決してキャリア的に大ベテラン!とかでは
全くありませんが

一番最初にこの業界に入ったのが
約23年前になります。
(こう書くと恐ろしい…)

 

23年前に比べてもちろん
言語聴覚士の知名度は
少しだけ上がったかな??と思うことはあるけど

それでも実はまだ
意外と知られていないことも多いお仕事。

 

このタイミングでちょっとだけ
宣伝してみました。

 

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