2021/08/08

【ちょっと長文ブログ】お世話になった方の話

こんばんは。
シニアのための健康アドバイザー
「日本一踊れる言語聴覚士」木津玲子です。

さて、何度もここでも書いている通り
私は訪問リハビリの言語聴覚士として
今は週4日勤務しています。

今の事業所でお仕事をさせていただくように
なってからはようやく1年と2カ月。

 

確かに学校を卒業してから9年。
現場でずっと働いてきていましたが、
その9年間で一度言語聴覚士を辞めてからは

フィットネスという
これまでと全く違ったジャンルの職業にいて

もちろんその9年の経験を活かして?
多少は介護や医療の現場に関わったことも
ありましたが、

あまり言語聴覚士としての
就職活動?みたいなものもしてこなかったし
特にそこまで言語聴覚士として再び働くことに
(もちろん介護や医療、福祉に携わりたい気持ちはあったけど)

こだわりもありませんでした。

 

介護予防運動の指導とか
単発で嚥下指導のお手伝いをするとか
そういった働き方でも
自分はきっと楽しいだろうって思っていました。

 

今の訪問の事業所にお世話になる経緯としては
話が10年前後さかのぼります。

当時私がフィットネスインストラクターとして働いていた
とあるフィットネスクラブで
スタッフとして働いていた子が
理学療法士になり就職するので
ジムのバイトを辞めることになったのです。

 

その子には結構お世話になっていたし、
理学療法士さんの大変さも
なんとなくは分かっているつもりだったので、

一時期冗談半分、本気半分で
「人手足りなかったら、リハビリ助手くらいは
するから声かけてよ」
と言っていたら

 

しばらく経った頃に
本当にお手伝いすることになりました(笑)。

最初は週1日だけお手伝いに行っていたのですが
その数ヶ月後に東日本大震災がありました。

計画停電や、重なる余震…で
フィットネスの仕事がかなり不安定になり
また一緒に勤めていた助手さんも
家族となるべく一緒に過ごしたいから
(小さいお子さんがいらしたんですよね)
シフトを減らしたい…というお話が出たりして

 

その方の代行?も含め
一時期はほぼ毎日に近いくらいまで
シフトに入っていたこともありました。

 

その私がリハビリ助手として働いていた
整形外科クリニックの
リハビリのトップが
訪問リハビリに紹介してくださった
I先生でした。

当時はもちろん業務的な連絡とかも兼ねて
LINE交換もしていましたが、

もちろんそんなプライベートなことを
よく話すほどの関係性でもなく
I先生のことをすごく信頼している患者さんも多くて
リハビリの予約はいつもぎっしりに埋まっていたので
それもあってあまりそこまで
よく話すような間柄でもなかったような気がしています。

 

その後少ししてI先生が退職され、
私も様々な理由があってその1年後(半年だったかな)に
クリニックの助手を退職することになり

それからはあまり連絡をとることも
なかったと思います。
(クリニックを退職するときに連絡したけど、そのくらいだったかな)

 

なのでその後連絡をいただくまで
埼玉県にいて、訪問リハビリの仕事をしていたことも
全く知りませんでした。

どうも訪問の事業所の所長とI先生が
話をしていたときに
「元部下に、言語聴覚士の免許を持ってる人がいる」
という内容になり

所長がそれに興味を示してくださった…
(どうやら言語聴覚士を新規で採用することを
ちょうど考えていたタイミングだったらしいです)
ということで久しぶりにI先生から連絡をいただき

そのあとも実はちょっとだけいろいろあって
(これはまた後日書きます)
それを経て、面接を受けて今…という流れです。

 

 

で、実は
訪問の事業所を紹介してくださり
1年ちょっと一緒にまたお仕事できたI先生が
先日退職されました。

 

私にとってはすごく恩人だし、
仕事に慣れるまでの期間、本当に
心の支えだったりもしたので
正直めっちゃ寂しくはあるけれど

退職された理由と、先生の現状を考えると
今は本当に「ありがとうございました」としか
言えないような状況です。

 

現状が落ち着いたら
仕事の後にご飯でも行きたいね…なんて
話していましたが、
実現はちょっとだけ先になりそうです。

残念な気持ちは今でももちろん
まだあるけれど、
恩返しのつもりで、私はまだしばらく
頑張っていきたいと思います。

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