こんばんは。木津玲子です。
はじめましての方はこちら
→私の自己紹介
さて、今日は昨日の記事の続きです。
昨日の記事はこちら
→考根論のお話を聞いてきました。やはり腸は様々な影響が
昨日の記事では
「腸」が様々なものの
基本になってくるのだなぁということを
書いていきました。
そして、その中で
西洋医学の「対処療法」も
もちろん大切なのだけど
進化の過程の中で、
脳よりも腸が先にできてきたということを
考えていくと
やはり腸を見るということは
避けて通れませんよね、と
いうことでした。
…で、この「考根論」という言葉が
なぜ使われているかということですが、
もともと、この考根論というのは
東洋医学の考えから来ている言葉ですが
なぜ腸が「根」と表現されているかというのは
昨日の記事で書いたような
生物の進化の過程、というのがあります。
つまり、生物の進化の過程をみると
脳よりも腸(腸管)の方が先にできている。
つまり、進化の中で
脳というものができてきて
それが進化していく、その前まで
「脳でしてきていることは
すべて腸でも行っていた」
ということになります。
生物の進化の中で
そのスタートとなったのは腸。
つまり、腸がありその後に脳ができる
というところから
腸がすべてのスタート、
植物で言うならばいわゆる「根っこ」。
その上に成り立ち、植物の形を作り上げる
役割にも一部関わる、いわゆる「葉っぱ」
などの部分に当たるのが「脳」
と言うような位置付けになります。
ただ、だからと言って
どちらかが優先というわけでもないし
どちらかだけが大事、というわけでもない。
ただ、どちらから
身体を整えるアプローチをするか。
それによって身体を整えることへの
考え方が変わってくるだけ。
西洋医学と東洋医学を
うまく融合させ、それぞれの考え方を持つことで
様々な不調へのアプローチや
健康づくりもみえてくるのかなと思います。
偏りすぎない目を持ちながら
健康へアプローチすることを
忘れないようにしていきたいですね。
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