2021/02/08

今日のリハビリの反省…

こんばんは。木津玲子です。

 

今日は朝から夕方まで
訪問リハビリのお仕事をしていました。

だいたいどの利用者さんのリハビリでも
一番最初に体温や血圧などを
測ったりしながら
(今、ニュースでよく見かける
パルスオキシメーターも使います)

 

その日の体調を
お伺いしていきます。

 

そうするとだいたい
2週間に一度くらいは
「最近、便秘が酷くて苦しかったの」と
教えてくださる方がいます。

 

 

ちなみに言っておくと
私の勤務は週2日。

一日にお伺いするご利用者さんの数も
同じ事業所の理学療法士さんや
作業療法士さんに比べたらまだ少ない。

 

それでも2週間に一度は
便秘のお悩みを
聞いたりする!

 

このことって
実はかなりすごいことじゃないかなって
個人的には思っていて
(あまりいい意味でなく…)

 

一人暮らしだったり
日中ご家族が働いていていない場合は特に

お腹の張りや便秘に悩んでいても
それを相談する手段がなかったり
なんとなく言いにくくてずっと
そのままにしていたり

 

そんな方もいらっしゃるのかな…なんて
ふと思ってしまいました。

 

現に今日も便秘のご相談が
あったのですが、
やはりその方も日中は
ご家族がお仕事に出ていて、お一人で
過ごされています。

 

なかなかもしかしたら
便秘のご相談とかもできずに
あまりそこまで酷くないからいいかな…と
放っておいていたりしていたのかも
しれません。

 

でも、ここで
ふと思ったんです。

 

私…去年から
そういう人の力になりたいって
言ってたよね?

なのに何もしてないよね。

 

私は割とすぐ
「ラクをする」癖がありますが
ここに対してもそういうこと。

 

もっと、今自分が担当している
ご利用者さんのことを
大切にできるはずだ。

 

どこかで私だけ
「感謝されたい」って思ってない?

もっと今ご縁のある方たちのために
何かできるんじゃない??

 

今日のすべての訪問を終えて
自分がちょっと甘えてきているなって
正直思いました。

 

何をする?何ができる?
なんで今の自分に満足してるの?

 

こういうお仕事は
「ここで完璧」なラインは絶対なくて
いつももっと追求していかなきゃいけないと

 

あれほど昔から
教えられてきたはずなのに。

 

私がなりたかった
「訪問言語聴覚士」の像と
今の自分が
このままではかけ離れてしまう。

 

言葉がまとまらないけど、
そんな危機感を感じた今日でした。

 

ありがたいことに、ご利用者さんからは
概ね今のリハビリを喜んでいただけ、
嬉しいお声を頂いたり、

 

私がリハビリに入ることで
いい方向へ状況が進んでいる方も
もちろんいらっしゃいます。

 

ただそれ以上に
私は本当に素敵な利用者さんに
恵まれています。

どの方も本当にみんな大好きです。

 

今の状況にあぐらをかくな、甘えるな。

そんなことを感じた今日でした。

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